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好意を持たれていた

2026,5,31 使徒の働き2章40~47節

 

 

 先週はペンテコステ礼拝で、使徒の働き2章の14~21節を学びました。使徒たちに聖霊が注がれ、ペテロが群衆に向かって語り出した初めの部分でした。

 今日は、そのペテロの大説教が終わったところからの内容です。まず40節、

 

ペテロは、このほかにも多くのことばをもって、あかしをし、

「この曲がった時代から救われなさい」と言って彼らに勧めた。

 

「曲がった時代から救われなさい」と締めくくるのです。 「曲がった時代」とは何を意味しているのでしょう。新共同訳の聖書には「邪悪なこの時代」とあります。 また「救われなさい」は欄外には別訳「のがれなさい」とあります。イエス・キリストを拒み、十字架にかけたこの世! そんな邪悪な所にとどまっていないで、神の側に逃げてきなさい、と語ったのです。

 そして、なんとペテロのこの説教によって3000人がバプテスマを受け、弟子に加えられたのです。

 42-47節には、初代教会の姿が記されています。42節から見ていきましょう。

 

 そして、彼らは使徒たちの教えを堅く守り、交わりをし、パンを裂き、祈りをしていた。

 

初代教会の第一の特徴は、聖書に従う教会 でした。 

「使徒たちの教えを堅く守り」とあるように、この時はまだ新約聖書はありませんでしたから、使徒たちからイエス様のことを聞くしかない。イエス様がなさったことを見、イエス様の言葉を直接聞いていた使徒たちの教えに耳を傾けたのです。 

 私たちクリスチャンは、一生涯学び続け、聞き続け、聖書を読むたびに、メッセージを聞くたびに、新しい発見があると期待して、そういう姿勢で、読み、聞き、学び続けて頂きたいと思います。

 

二番目の特徴は、愛の交わりがある教会 です。

「交わり」と言うと、私たちはクリスチャン同士の親しい交わりを連想しますが、もちろんそれも大切ですが、それ以上に大切なのは、神との交わりです! それこそが教会の中心!そこがしっかりとできてこそ、キリストの愛による交わりができ、そして、その交わりの最高の方法が「祈り」なのです。

 そうは言っても、教会の中に何の問題もなかった訳ではありません。次々と問題が起こっていったのです。争いが、偽善が、妬みが、混乱が、と様々なことが起きてくるのですが、スタート時点では、麗しい雰囲気だったのです。

 初代教会から現代の教会に至るまで、様々な問題が起きてきました。残念ながら、それは防ぎようがないのです。なぜですか? それは教会がどこまで行っても、「赦された罪人の集まり」だからなのです。だからこそ、謙遜に神の助けを求めつつ歩んで行かなければならないのです。

 

また44を見ると、

 

 信者となった者たちはみないっしょにいて、いっさいの物を共有にしていた。

 

 

「・・・いっさいの物を共有にしていた」とあります。

教会の中に貧しい人が一人もいない、もうほかのクリスチャンが放っておかない、お互いに、そのような乏しさ、貧しさを補い合う、そういう教会だったのです。

 さらに46-47節を見ると

 

  そして毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださった。

 

救われ、教会に来る人はみんな仲間として、神の家族として迎え入れました。

 そこで神の恵みを分かち合い、神をほめたたえる。教えられたこと、感動したこと、時には辛いこと、失敗したこと、祈ってほしいこと、様々なことが出てきますが、みんなで神様って素晴らしい方、真実な方ですね! ということが、みんなの心の中でひとつになって行く! そういった麗しい交わりが、神の家族としての教会を建て上げて行ったのです。

 

第三番目 初代教会はささげる教会でした。

 神さまの働きと互に支え合うために、ささげる,自分の財をもってささげる教会。それは、決して強制ではなくて、ひとり一人が自発的に喜んで、ささげたのです。45節

 

 そして、資産や持ち物を売っては、それぞれの必要に応じて、みなに分配していた。

 

第四番目は 出て行く教会でした。

 初代教会は決して、内にこもる教会ではありませんでした。積極的に外に出て行って、人々の中に入って行きました。43節後半

 

「使徒たちによって多くの不思議としるしが行われた」

 

とあります。 神のわざが、奇跡が行われました! イエス様の言葉を宣べ伝え、イエス様のすばらしさを語るとき、そこに奇跡が起きるのです! 

 その最初の奇跡は、ペテロがペンテコステの日に語った時に起こりました。 多くの人たちが心刺されて、イエス・キリストを信じて、1日の内に3000人の人が信じてバプテスマを受けるという奇跡が起こったのです。

 思い出してください! あなたがイエス・キリストを信じることができたのは、だれかがあなたに証をしたから、だれかがあなたにトラクトを渡してくれたから、だれかがあなたを誘ってくれたから、そして、あなたの内にイエス・キリストを信じようという思いが起こされました。 これは奇跡でしょう! 

 今度はあなたがだれかに証しをして、それを用いて主が奇跡を起こしてくださるのです。

 

初代教会に集まって来たクリスチャンの姿は、人々にどんな印象をあたえたのでしょうか?

 

47節 「すべての民に好意を持たれた」

 

とあります。初代教会の人びとは、家にこもらないで人びとの中に出て行きました。だからこそ、すべての民に好意を持たれたという反応があったのです。

 好意を持たれたとはどういうことなのでしょう? 

 新約聖書はギリシャ語で書かれていますが、ギリシャ語で「よい」という意味を表す言葉は2つあります。1つは、ただ単に「良い、正しくて良い」という意味。もう一つは、ただ良いではなく、「魅力的に見える良い」なのです。 何かそのものに、その人に心惹かれる良さ! 

 初代教会のクリスチャンたちが、すべての人に好意を持たれていた、ということは、彼らが人々の中で、魅力的な生き方、表情、心をもって、「あ~あの人のようになりたいな~」、

「あの人のような生き方を私もしたいな~」と、周りの人に、思わせるような魅力があったのでしょう。 

 

最後に、初代教会は生みだす教会でした。 

 バプテスマを受けて弟子に加えられた人々を生み出しました。日々救われて仲間に加わる人々を生み出しました。3000人の人たちが、ついには5000人に増え、そして、使徒の働きを読んでいくと、ますます増えて広がっていく様子を見ることができます。

 使徒の働き4:4には「男の数だけで5千人」とあります。女性を加えたら少なくてもその倍、1万人。初代教会のスタートは「家の教会」ですから、その数は100くらいあったのでしょうか。

 すごいことですね。エルサレム中のあちこちに100人を収容する家の教会ができて、それが、ますます増えていく! 教会がこのように、たくさんの家の教会を生み出していったこと、それが教会の成長の大きな秘訣でもあると思います。

 私たちの教会も・・・ 神様が豊かに用いてくださることを信じ願っています。そして、

そのためにも、献身者が、働き人が、奉仕者が起こされることを願い祈っていきましょう。

 「ああ、使徒の働きの時代はすごいことがなされたのだなあ」と、驚きとうらやましさを抱くだけでいいのでしょうか? 初代教会に働かれた聖霊なる神様と、私たちに働かれる聖霊なる神様は違うのでしょうか? へブル13:8 共同訳

 

イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です。

 

主は永遠に変わることのないお方です! 「あの時はそうだったかもしれないけど・・・今の時代はねえ」とお思いでしょうか?

 「神様は、今も1日に3千人を救うことができるお方なのだ」と、信じて従っていく信仰が私たちには必要なのではないでしょうか!

 

 想像してみてください! 来週の20周年感謝礼拝に3千人の人がこの教会に群がって来たら・・・。もうスリッパに履き替える暇も数もありません。ベンチの脇にも後ろにも並べられるだけのイスを出して、2階のモニターでも礼拝に出てもらって、階段にも座ってもらって・・・、それでもギュウギュウ詰めにしても150人、入るでしょうか? 多く見積もって200人入ったとして、15回も礼拝をしなくてはなりません。

 

 みなさん、これを空想話の笑い話として終わらせてしまって、いいのでしょうか?

神様がしようと思われたらできるのです! 神様が意志したら成るのです!!  

今、ここにいるみなさんは、お客さんではいられません! 多くの方を迎え入れる側!

そういう思いをもって、そういう信仰をもって、主にお従いしていきましょう。

 
 

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